伊豆は大滝、かどやのわさび丼を食す

まだまだ暑い最中に仕事関係で訪れた伊豆。撮影箇所はいろいろ調べていったものの、食べ物に関しては全く下調べもしないままの現地入りとなったため、道中で知人から情報収集。なんと目指す先に、あの「孤独のグルメ」にも登場したわさび丼が食べられる店があるとかで、そんな一品を食べてみようじゃないかと早々に向かうこととしました。

伊豆のど真ん中を下り、天城越え。ループ橋を抜けた先に目的の大滝(おおだる)があります。この地方は河津七滝温泉郷として有名で、河津川上流の渓谷に佇む静かな温泉街です。

孤独のグルメでゴローさんがおかわりをした伝説のわさび丼

到着したお店、伊豆大滝にある「わさび園 かどや」。手前の方(写真右側)はお土産屋さんになっていて、奥(写真左側)が食堂になっています。

⇒ わさび園 かどや

営業時間が9:00~14:00とちょっと早めに閉店してしまうので注意が必要、売切れ次第の早仕舞いもあるそうです。また、お店自体も一応水曜日を定休としていますが、基本は不定休らしいので、詳しくはホームページを参照してくださいとのこと。ちなみにわさび直営所は17:00まで営業しているそうです。

さてさて、早速入店し「生わさび付 わさび丼」を注文。お値段なんと550円。その他に、ざるそばとのセットとか、わさびそばとかもありました。お昼の頃合いだったらセットとか頼んじゃってたかもな、なんて。

注文すると、最初に生わさびと鮫皮おろしがサッと運ばれてきます。

なになに、茎を取り除いてから、まあるくまあるく、ご自分ですりおろして下さい、と。働かざる者食うべからず、なのか、だから少しリーズナブルなのか、とか、そんなことを考えながらまぁるく、まぁるく。

ええ、ええ、すっておろしましたとも。

同行したおいちゃんも、まぁあるく、まぁるく、笑。おいさん二人でゴリゴリまぁるく、黙々とすりおろしです。この時間が更にわさび丼を美味くするんだろうな。

すり終わってしばらく待っていると、今度は本体が運ばれてきました。

丼にご飯が盛られ、その上にかつお節がのっかってます。突き合わせはわさび漬け、わさび海苔など。

すりおろしたわさびを真ん中に乗っけ、そのわさびにかからないよう、周囲のかつお節に醤油を回しかけ食べるとのこと。せっかくだからルールはキチンと守ったほうがいいよね、ここまできたらさ。

さて、いただきましょう。

すりおろしたわさびを箸で崩しながら、周囲のかつお節の乗ったご飯とともに掻き込むと、ツンとした香りの強さとは裏腹に旨味が広がり、それほどの辛さを感じることもなく食べ続けられます。ご飯の盛り加減も抜群で、空気の層をかなり含んだほろりと崩れる感じが、醤油辛くなったかつお節と香りの強いわさびの旨さをより引き立てます。いやぁこれは旨い。

あっさり完食、ごちそうさまでした。これならお替わりできるよ、笑。

いやぁ朝からご馳走にありつけて、かなり満足しました。孤独のグルメで、あのゴローさんがおかわりした伝説の一杯って言われるのわかります。シンプルなのにね、ホント。
また来る機会を作って、今度はお蕎麦とかも試してみたいです。このわさびでお蕎麦とか食べると、これまた美味しいんだろうな。

恐らくですがこのわさび丼、ご飯の盛り方がかなりのポイントだとみてます。家でやる際は酢飯を切るように、一度別の器で少し空気を含ませた上で丼に盛り付け、かつお節をかけてやるとそこそこ旨いわさび丼になるのではないかと思っています(未確認)。わさびは新鮮だろうけど、かつお節が特別だとは思えないし、あの旨さになる可能性があるのはその点くらいじゃないかなって。もしご自宅で試される方がいらっしゃるようであれば、是非試してみてください。