今、日本で一番変化しているエリア、晴海埠頭を訪れてみました

今、日本で一番変化しているエリア、晴海埠頭を訪れてみました
2018年10月2日

台風一過。
驚くほど晴れた、とは言えない天気でしたが、綺麗な空に何となくウズウズしはじめ、居ても立っても居られなくなったので思い切って出掛けることにしました。

こんな空が気持ちいい日は飛行機が撮りたいなと、つばさ公園行きを考えルート検索をはじめたところ、ちょっと行ってみたかった場所があったんだということを思い出し、急遽プラン変更をして晴海埠頭を訪れることにしました。

全く予備知識も土地勘もなかったのですが、よくよく考えてみると今一番変化している場所なんですよね。行ってみるまで全く分かってませんでしたよ、笑。

ということで、今回はそんな変化しているエリア、晴海埠頭の散策です。

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晴海埠頭へのアクセス

晴海埠頭は築地と豊洲の間に位置していています。

ワタシは有楽町駅前からバスでアクセスしましたが、勝どき駅から約2km弱ほどの距離なので、ゆっくり歩いてアクセスするのもいいかもしれませんね。

バスは晴海埠頭行きで、終点は晴海客船ターミナルでした。
こんな場所があったんですね。全く知りませんでした。

それにしても寂しい場所だな、なんて思ってました。
全く人の気配がしませんでしたからね。

晴海ふ頭公園

「えっ、入れないの?」

公園を目指そうと思い建物を回り込むと、衝撃のフェンスに「立入禁止」の文字。
実はワタシ、この辺りの現状を全く把握していませんでした。ちなみにですが、豊洲のことさえも頭から抜け落ちてました。

晴海ふ頭公園は、2020年に開催される東京オリンピックの選手村エリアとして使用されるらしく、そのため平成29年10月1日に一時閉鎖されたようです。
撮影後に帰ってからいろいろ調べて知ったのですが、この公園は気軽にバーベキューなども楽しめる公園として、非常に人気があったそうです。全く知りませんでした。非常に残念ですね。
ただ、大会終了後は再整備をして開園するそうなので、それはそれで楽しみです。

晴海客船ターミナル

この港のことも、ワタシは全く知りませんでした。

実はこの晴海客船ターミナル、廃止・解体が決定されているそうです。代わりとなる新たな客船ふ頭に関しては、臨海副都心に計画されているようで、こちらもオリンピックまでに整備されるようです。

⇒ 新客船ふ頭ターミナルビルの概要について

いやそれにしても、全く人に出会いません。。。

なんか遺跡でも見にきている感覚になります。

客船ターミナルの臨港広場には「風媒銀乱(ふうばいぎんらん)」と名付けられたオブジェがあります。夕暮れまでいられたらいい写真が撮れそうだな、とか思いながら。

レインボーブリッジやお台場も一望できます。
いい景色ですよね。
この船用の信号がなければもっといい景色なんだけどな。

邪魔なので、逆にどデカく撮ってやりました、笑。

晴海埠頭の現在

そんな晴海埠頭、先に書きましたが2020年に開催される東京オリンピックの選手村エリアとして工事が進められています。

本当に全面工事。このエリア一帯が選手村として利用されるんですね。

そして、

目線を右に向ければ、もうじき稼働を始める豊洲新市場。
よくよく考えてみると、今話題のあれやこれやが見られたわけですね。全く考えていませんでしたが、まだ全く人が流れ込んでいないこの時期に見ることができて、何となく得した気分になりました。

最後に

夕焼けの雰囲気を撮ってみたくて行ったのですが、平日はターミナルも早く閉まるようだし、なにせ海側に行けないしで、結局サラッと撮って帰ることになりました。

  • Nikon D810/TAMRON SP70-200mm F2.8 Di VC USD
  • 116mm/f6.3/ISO 200/1/1600s

本当は東京タワーが撮りたかったんですよね。
後は何となく自分の心に残っている東京のイメージ。
これはそんな一枚。

何と言いますか、この景色って田舎者のワタシが思い描いていた東京といいますか、その昔この東京という地に降り立った時の感覚といいますか、なんだろうな、何か上手く言えませんが、羽田空港についてモノレールに乗り、初めて目にした臭くて汚い綺麗ではない都会の、そんなイメージ。この写真はそんな思いの切り取りです。
20年ほど前のワタシの目に映った、今でも心に残っている、そんな東京ですね。

思いがけず、そんなノスタルジックな気持ちにさせてくれた晴海客船ターミナル。
いつ閉鎖されるかわからないので、また近々時間をつくって訪れたいと思います。

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