撤去された江川海岸の海へと続く電柱

撤去された江川海岸の海へと続く電柱
2019年10月7日

日本のウユニ塩湖と称して各旅行メディアやキュレーションサイトなどで紹介され、瞬く間に拡散した木更津市の江川海岸。
海の中へと続く電柱が、対岸の工場群とも相まって不思議な景観を作り出し、多くのカメラマンやインスタグラマーに人気の場所でした。

ワタシも昨年7月にようやく訪れることができ、先日ようやくエントリーができた場所。
次回は風の弱い日に幻想的な風景が撮りたいな、なんて思ってました。

そんな思いも、もう叶いません。

昨日、Instagram経由で知人から江川海岸の電柱が撤去されたことを知りました。
いつかは撤去されるだろうと思いながらも、どこか遠い未来のことだと勝手に思い込んでいました。
ただ、もうどうしても自分の目で確かめたくて、そんな江川海岸に足を運びました。

今回は、そんなお話です。

撤去された海中電柱

実際に現地に行ってみました。

そこにはもう、海中電柱を見ることができませんでした。

かろうじて手前に一本残っています。

沖合にもそれらしきものが見えますが、それが電柱の残骸なのか漁のためのものなのかは確認できません。

この景観から電柱は姿を消しました。

もう、あの幻想的な不思議な光景を見ることはできません。

2019年 台風15号の影響もあったのでは・・・

本来であれば漁業関係者に話を聞き、きちんとした経緯など掲載できれば良いのでしょうが、そんな連絡ばかりであっては逆にご迷惑がかかってしまうので、今回は写真でその現状を伝えるだけにします。

2019年9月に発生した台風15号。
関東地方に上陸した台風では観測史上最強クラスの勢力で、千葉県を中心に大きな被害をもたらしました。

ほんとに、小屋飛んじゃってます。。。

場所によっては未だに停電復旧すらしていない場所があるとも聞きます。
普段はそんな痛みを知らず生活をしているので、こうしたものを見ると被害の大きさを痛感します。

お隣の久津間海岸の電柱は健在

お隣の久津間海岸の電柱は、いまだ健在でした。

せっかくなんで近くまで行ってみました。

まぁ、時間帯などは完全無視ですけど、笑。

最後に

ワタシがこの江川海岸を訪れることが出来たのは、2018年7月15日。
それまで所有していた車を手放すため、しばらくは少し離れた撮影場所に行くことができなくなる状況となりました。
その際に、思い残している場所に行ってみようと、季節や波の状況など考えずに訪れました。

自分の中ではあまりいい感じに撮影できなかったので、また次回にと思いブログへのエントリーもかなり遅れての事となりました。
場合によってはエントリーしないでおこうと思ったくらいで。

ただ、写真として思い描いていた物が撮れなかっただけで、その海の中に立つ工場群へと続く電柱が作り出す光景は、驚くほど不思議でありながらも、どこかしらノスタルジックな印象を受け、皆が集まるのがわかる場所だなと思っていました。

電柱はなくなってしまいましたが、皆の心にこの場所が残っていることは間違いありません。
ワタシも、覚えています。