写真撮影におけるテーマの意味と重要性を改めて考えてみる

写真撮影におけるテーマの意味と重要性を改めて考えてみる
2019年7月2日

皆さんは写真を撮る際、何か気にしていることはありますか?

ワタシの場合は仕事に絡んで写真を撮る事がほとんどで、その多くが依頼のあったサイト制作の際に使えそうな写真素材的なものを集中的に撮影したりといった内容です。
プラスαで撮影したものを写真素材サイトへ投稿していたので、自分で撮った写真をそれなりに見てもらう機会はあったのですが、それ以外はさっぱりな状況でした。

というのも、割と以前からInstagramもやってたんですが、Facebook繋がり程度でフォロワーさんもずっと50人くらいでした。今は投稿内容を変更して300人くらいまでにはなりましたけど、それでもそのくらいの規模感なんです。
そんなInstagramに投稿した写真を見て、自分自身でどういった事を伝えたいのか少し分からなくなる部分も感じましたので、これはいい機会だと思い、写真撮影におけるテーマの意味と重要性を考えて直してみようかな、なんて思っています。

ということで、そんな今回は、写真撮るならテーマって驚くほど大事だぞってお話。

自分の写真に対する向き合い方

先ほどもチラッと書きましたが、ワタシが写真を撮る場合は仕事絡みがほとんどです。
ただ、写真を撮ること自体が仕事というよりは、仕事で制作するサイトで使用する写真を撮影するといった感じです。

仕事の場合はある程度撮るものが決まっていることが多く、基本イメージを明確にした上で撮影に挑むことも多いです。
だから、撮りたいものを用意したり、イメージに近い場所に行ってみたり。
最悪イメージ通りの写真が撮れなかったとしても、そのイメージに近い写真を探して購入しても良いやと割り切って、まずは自分でイメージを撮ってみるって所からはじめたりします。そういう意味では気は楽です、撮影対象物を指定される場合を除いては、笑。
上の写真は、夕日に焼ける羽田空港を撮影したくて足を運んだ時に撮影したもの。
ボディも買い替え前だったし、レンズもポンコツ、その上一番絵的に欲しかった富士山は見えずで散々でしたが、印象としてはイメージに近いものに仕上げることができました。

ですが、こと趣味的と言いますか、自分自身が勝手に何か撮ってもいいよって話になると、一体何をどうやって撮って良いのか、途端に悩み始めるんですよ、不思議なことに。
同じように撮りたい何かをイメージして、そのイメージに合ったものを撮ればいいのにって頭では分かっていても、なんだろう、そうイージーに考えられない自分がいます。

ズバリ、撮影する際に自分の中でテーマが定まっていないんだなって事なんでしょう。

写真においてテーマは非常に重要なポイント

Instagramを眺めていて、この写真いいな、と思ったものはお気に入りに保存してます。
その投稿一覧を見ると、自分の好みが分かって面白いですし、何より改めて自分の撮りたい写真の方向性を示してくれているようで助かっています。
ただ、そう言いながらも自分の投稿一覧を見てみると、なんともまとまりのない繁雑な状況となっていて、少し悲しい思いをしています。

Instagramのように、ある程度その人の写真をまとめて見せるという写真集的な流れの中では、伝えたいなと思っている内容を明確にしたり、全体的に統一感を出したりなど、そういったその人独特のカラーと言いますか、撮影している写真もそうですが、その撮影者自身もわかり易く伝えるということが必要なんだなと思いました。

撮影する際の心がけとは少し違いますが、Instagramなどに投稿する際はテーマを明確にして、そのテーマに沿って投稿を行うことが大切なんだなと思います。

テーマがあれば、伝えたいことを明確にできる

写真とは、そこに存在する何かを写し切り取るというものだと思っています。
以前のエントリー「今改めて考える、自分の写真に対する向き合い方やこのサイトについて」の中で少し触れましたが、カメラボディの進化により、写真としての最適解はカメラ本体が全てやってくれる時代になり、誰でもきれいな写真が撮れる世の中になっているにもかかわらず、アウトプットされる写真は人により様々で全く異なった印象を与えるものになります。

やることはファインダーを覗いてシャッターを切るだけなんですけどね。

見えている何かを切り取るだけなのに、どうしてこうも違いが出てくるのでしょうか?

ただ目に映る物を単純に切り取るだけでなく、その写真を通じて見てくれている人に何を伝えたいのかという思いがあるかないかの差ではないでしょうか。
そのためには、自分で持っているテーマをもっとブレイクダウンして、誰に何をどう伝えたいのかといったところまで考える必要が出てくるのかもしれません。

テーマがあれば、自分のカラーが統一感として出せる

伝えたいもの、つまりテーマが決まれば、写真に統一感が出てきます。
統一感を保ちながらも試行錯誤していければ、それは自分のカラーとして定着します。

あぁ工藤さんて、こんな写真撮るよね。

なんて、早くそんな風に言われてみたいですね、笑。

撮りたいものと伝えたいもの

写真を撮り始めてから、ずっと写真素材として成立するものを考え撮影してきました。
その弊害として、ワタシの写真には「主題」しか存在しないことが多いように思います。
最初の羽田空港の写真なんて、まさにそれですよね。
その事自体が悪いとは思っていませんが、どうしても「何かを伝える」という意味においては、主題のみでは弱い場合が多いように感じます。

この辺りはこれからも少し考えながらやっていきたいと思っています。
ただ、今回のテーマの話とは少し違ってくるので、次回以降でまた書ければと思います。

自分なりのテーマを決める

ワタシも最近では自分なりにテーマを決めて撮影をするようにしています。

もっともっと田舎暮らしであれば、朝靄とか夕焼けとかでいろいろ撮ってみたいなと思ってますが、今はせっかく東京にいるわけですから、そういった東京のガヤ感をもっと写真に残せればと思っています。

テーマが明確になれば、まとまりのなかったワタシのInstagram投稿一覧も、なんとなく統一感が出てきた感じもします。

ただこのサイト、ニッポナントカではもっと広域にいろいろと撮影したいので、その都度自分なりにテーマを決めて、被写体に向き合えたらいいなぁと思います。
季節の花も撮りたいし、ポートレートとかにも興味ありますしね。

最後に

写真撮影の際にテーマを決めることで、統一感として自分なりのカラーが出せるようになり、見てくれる人に対して伝えたいことを明確にすることができるようになります。
これはアウトプットにおいて、非常に重要なことですよね。

ワタシももっともっと改めて考え、更に人に何かを伝えられるような、そんな写真が撮れるようになりたいと思います。

皆さんも撮影する際に、自分の写真で何をどう伝えたいのか改めて考え、自分なりのカラーが出せるようチャレンジしてみてください。
ワタシも、もっともっとそんな思いを込めて、更にたくさんのシャッターを切っていきたいと思ってます。