こうして写真に関してのことを書き留めるようになってから、写真自体の事も勿論ですが、カメラの基本的な使い方のような基礎的な事に関しても様々に見直せるような機会が増えてきていて、カメラライフが非常に充実してきはじめています。特に、これまでは全く興味がなかったもの、また、興味はあるけど知ろうとしてこなかった事なども、いろいろ試してみたいと思い始めていますし、実際にこうしたアウトプットできる領域ができてよかったなと思っています。あとはもう少し更新頻度が上げられればなといったところでしょうか、苦笑。
そんな中、写真に関しては、もっとベーシックな部分もきちんとやってみようと「見て、感じて、シャッターを切る」という当たり前の事を少しやってみようと思い始めてみています。ナイナイデキナイ、で終わらせないように、使ってみたいと言っていた55mmのレンズを使うために、防湿庫の奥で眠らせていたD60を引っ張りだしてきました。
コンパクトなNikon D60
そもそもこのD60は、その昔知人から買い取ったもので、娘がカメラなんかやり始めた時用に保管していたものでした。ただ、それから10年ほどが経ち、特に使う予定もないままD70と共に防湿庫の奥に詰め込まれていましたが、先日のブログエントリーをきっかけに、久々に取り出してセットアップしてみたのでした。
非常にコンパクトなボディにオールドレンズが良く似合います。こうしてみるとまだまだやれそうだな、コイツも、笑。ただね、スペック云々というよりは、もう全体的に非力なボディなので、ちょっといろいろ撮るのには向いてないことも多いですね。例えば、ISO感度が1600+1段(3200相当)までの1000万画素なので、暗部には驚くほど弱いです。夜の撮影などで暗部に味わいを加えようと思うと少し難しいとかなと。ザラッと味のあるとり方ができるようになれば別かもしれませんけど。
午前中にはいい感じの組み合わせ
ということで、ホコリをかぶっていたD60持ってお散歩です。本当はこれ、Dfでやりたかったんだけどさ、しょうがないね。
- Nikon D60/Nikon Nikkor-S Auto 55mm F1.2
- 55mm/f1.2/ISO 200/1/3200秒
午前中、というより光の強すぎない日中はいい感じに撮れます。ピント合わせに苦労はしますが、DXフォーマットの50mmでほぼ原寸に見えるので、FXフォーマットで狙うよりは楽なのかもしれません。
- Nikon D60/Nikon Nikkor-S Auto 55mm F1.2
- 55mm/f1.4/ISO 200/1/1600秒
恐らく1段階か2段階絞り込んで撮影していたはずですが、情報が残らないのでF値に関しては適当になってます。いろいろと撮ってみてますが、何やらまだ自分で何が撮りたいのかが分かってないみたいですね。ご近所縛りってのもありますが、もう少しいろいろと見て感じることを重ねないといけない気がしています。
- Nikon D60/Nikon Nikkor-S Auto 55mm F1.2
- 55mm/f1.2/ISO 200/1/400秒
これも何となくRaw現像してみてますが、あまりしっくりきてない感じです。そういう意味では、街撮りに関して本当はもっと大掛かりな機材で撮影した方が、自分好みのものが撮れると言うことなんでしょうか?まぁでもそれではこれまでと同じ「とりあえず撮って、(モニターで)見て、感じる」になっちゃうので意味がないんですよね。。。ひとまず街を歩きながら感じる力が弱いだけなんでしょう。その辺りはもっともっとやり込んで行きながら答えを探して行きたいと思います。
- Nikon D60/Nikon Nikkor-S Auto 55mm F1.2
- 55mm/f1.2/ISO 200/1/400秒
これは割と自分の思っているものに近いとは思うのですが、それでもこの感じであれば、D810にマクロレンズを付けて撮影した方がより思っているような感じに仕上る気もしますね。このレンズ特有のボケの感じも出てない気がしますし。そう考えるとこの55mm、やはりD810にマウントして撮影してみたいな。削るかなぁ。
- Nikon D60/Nikon Nikkor-S Auto 55mm F1.2
- 55mm/f1.2/ISO 200/1/400秒
こういうのは、これまでに自分の中で見つけきれてなかった感じのもの。こういうのはもっと撮ってみたいと思いますが、自分の視点ではなかなか見つけることが難しい被写体だったりします。
もう少し散歩もお散歩カメラも頑張ります
どちらかと言うと夜の街撮りを楽しみたいんですが、まずはこのカメラとレンズでお昼にブラブラ頑張ってみたいと思います。これまで通ったことのない裏道なんか通るようになるので、意外と近所をうろつくだけでも楽しいんですよね。一人でなければもっと楽しいんですが、笑。