【Lightroom】写真の元Rawデータが消失!そんな時にプレビューからJPGデータを復元する方法

【Lightroom】写真の元Rawデータが消失!そんな時にプレビューからJPGデータを復元する方法
2017年9月21日

ひとまず、簡易的にでも画像データが戻ってきたことを素直に喜ぼう!そう思います。細々書きたいことはありますがソレは後回しにして、とりあえず本題を先に書きたいと思います。

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元データが無くてもプレビューから画像を復元できるLightroomのプラグインJeffrey’s “Extract Cached Image Previews”

写真の元ファイル、Rawデータなどが見つからない場合、こんな悲しいダイアログが出ますよね。この状態だと現像はもちろん、書き出しもできなくなってしまいます。このままJPGとかでいいから書き出させてよ!そう何度も思いました。

そんな危機的状況を助けてくれるのが、Lightroomのプラグイン「Jeffrey’s “Extract Cached Image Previews”」なのです。

プラグインのインストール

何はともあれ、まずはプラグインのダウンロードです。

⇒ Jeffrey’s “Extract Cached Image Previews”

右上にクイックリンクがあるので、それをクリックしてダウンロードします。

インストールはLightroomメニューの「ファイル」→「プラグインマネージャー」から左下にある「追加」をクリックして、先程ダウンロード後に解凍したものを選んでやればOKです。

写真(画像)を復元する

復元したい写真を選択します。右上に「!」マークがついているものが元データを参照できない画像ですので、それらを選び「ファイル」→「プラグインエクストラ」→「Extract Preview Images」を選択します。

保存先を選択してやらなければいけませんので、画像を書き出す先を選択してやります。その他、何やら設定のようなものも存在しますが、ワタシは英語が読めないので、そのまま。完了したら「Begin Extraction」をクリック。

解像度などは若干小さいサイズになっていたりもしますが、そもそも消失してしまった画像データです。これだけでもありがたい。

いやぁ本当に助かりました。これね、幾らググってもこの手のアイテムを見つけることができなくて、半ば諦めかけてたんですよね。今日最後の望みを込めてAdobeのサポートチャットでこの状況を伝え、何とか対応策を教えてもらえればと思ったんだけど、できませんのひと言で一蹴され、もう本当にダメかと。最後の最後で「Lightroom プレビューデータ 画像化」で検索して何とか探し当てることができました。この手の話題を提供して下さってた人がいて、本当に助かりました。同じように困っている方がいるかもしれないので、ログとして残しておければ少しでも違うかと、ワタシもエントリーしておくことにしました。もしお困りの方がいらっしゃいましたら是非お試しください。

あとがき

ワタシ、悲しいかな写真データを格納していたHDDがクラッシュし、ここ6年分ほどの思いでを消失させてしまいました。ちょうど一年前の出来事です。割とシャレにならない話ですよね。いろいろサイトも検索し、HDDをデータリカバリーしてもらおうとオランダまでHDDを郵送したりしたんですが、物理的なダメージがひどかったらしく、どうにもお手上げ状態で帰ってきました。本当に、言い方は不謹慎ですが、災害にでもあったと、そう思わなければ立ち上がれないほどのダメージを受けていましたね。ただね、使用していたアプリケーションLightroomのプレビューでは、そこそこの大きさで表示してくれているんですよ。最悪そのプレビュー画像をスナップショットでも撮ろうかと考えたんですが、なにせ数が数。ちょっと現実的ではないなと、そう思ってました。

2016年までのデータが消失してしまったので、2017年からは別カタログにして運用をしていたLightroomですが、たまたま開いた昔のカタログ内から、プレビューデータも消えている!本当に思いでゼロになったのか!?と焦ってバックアップからアレやコレやデータを確認して、何とかようやく昔のデータを見つけてプレビューも確認してってのが今日の話で、やっぱこのままではまずいから、何とか画像化する方法を本気で検討しようと、まずはAdobeのサポートに連絡をしてみたわけです。散々待たされた挙句、最終的な画像化する方法に関しては「はい、ございません…。(原文ママ)」という言葉オンリーで片付けられました。いやね、ちゃんとこういった機能付けとけよな!って自分の罪とか罰とかはそっちのけで偉そうにそう思ってたわけです。で、あーあ、やっぱ無理かと、そんな諦めモード。でも、諦めず探してよかった。

そうそう、データリカバリーの件も少し触れておいた方が良いかもしれませんね。日本でデータレスキュー的にデータ復旧してくれる業者さんも多々いらっしゃるんですが、コレが驚くほど高い。数ギガ数十万なんてのはザラ。以前、築地にある某業者に別のクラッシュしたHDDを直接持ち込んで見積してもらったりしたんですが、ええ、目ン玉飛び出しました。本当に大切なデータだったら、これ、お金に変えられないからとか、そんな感じでお願いしちゃうんでしょうかね、ホント。ということで今回は1.5テラほどのデータ量だったし、データ復旧に関しては最初から諦めていました。
散々検索して、自分で何とかならないかと、そんな風に見てる時に見つけた「素人でもできるHDDの修理と復旧方法」というサイト。危険な匂いしかしませんが、もうねワラ握りしめて沈んでる状態ですからね、やれることはやろうと思いまして読み進めていると、最終的には「それでもダメなら専門業者に依頼する」なんて落ちになってて、なんだアフィリエイトサイトか、なんて思ってたりしたんですが、よくよく読めば、これスゴくないか?って内容だったんですよね。

⇒ 7. 専門業者に依頼する(素人でもできるHDDの修理と復旧方法)

これ、実際にやったので、自分できちんとまとめておきたかったのですが、結果としてHDDの復旧ができなかったのでそのまま放置してました。

ワタシは英語でのやり取りが不安だったので、まず日本のサポートに連絡をして内容を聞くところから始めました。内容を教えてくれて、とりあえずサイトから決済できるのでそれを試してみて下さいってことだったので、契約料だけ支払う形で決済すると、即メールでのやりとりが始まりました。何となく送り先が書かれている感じだったので、その住所らしきところに郵便局から郵送してみたのですが、1ヶ月ほどして先方から「いつまでたってもブツが届かないけど、もう私たちのサポートは必要ないのか?」的なメールが届き、慌てていたらHDD自体が宛先不明で返されてきてってすごいタイミング。その旨を先方に即伝えたら、何やら送る段取りをしたから連絡をしてみてくれって書いてるみたい。ん、なんだろ、本当に連絡しても良いのかな、とかそんなことを考えながら、そう言えば、前に日本のサポートに電話した際、何かあればまたお電話下さいって言ってもらってたなって思い出し、甘えて即電話。状況説明したら本国とのやり取りなんかの履歴を参照してくれて、そうそう送る業者も段取りしてくれてるみたいなんでそっちに連絡して見てくださいって、何とも親切な対応。すぐ連絡をすると驚くほど簡単に郵送完了。結果は残念なことに復旧はできなかったけど、この一連の対応でね、もう本当に救われました。もうHDDはSEAGATEしか買わないです、笑。

とかそんな顛末。HDDは消耗品、バックアップちゃんと取ろうね、笑。

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